いつものメンバーさん、まだお会いしていない皆様、こんにちは。
火曜日のスローヴィンヤサヨガを担当しているmegumiです。
今日は私のヨガのrootsをお話しようと思います。
長文なので お時間のあるときに読んでみてくださいね。
クラスでもたまに出てくるチャック先生のお名前。
私はチャック・ミラー先生と先日お亡くなりなってしまったマティ・エズラティ先生を師事し生徒であります。
15年前くらいに日本の若者からヨガブームが起こりました。
日本の火付け役となったパワーヨガブーム。
ルルレモンのヨガウェアを着て パワーヨガの講師をしていました。
月日が経つにつれ クラスをしていく中で疑問に思うことが多々でてくるようになりました。
このポーズの正しい使い方はどうなんだろう。
なんでヨガをしてケガをしている人が多いのだろう(自分も含め)、
ポーズの運び方ではなく ポーズ中の働きかけが知りたいと悶々とした日々を過ごしていました。
そんなときに運命的に出会ったのが チャック先生&マティ先生(ご夫婦)でした。
世界中を飛び回っているトップヨガティーチャーが日本初来日した10年前。
チャック先生は私たちに 「なぜ急ぐんですか?」 「ゆっくり正しい方向に」
「早く遠くにではなく、ゆっくり正しい方向に」と何度も何度もマントラのように言いました。
チャック先生自身もこの言葉を自分のマントラだと表現していました。
この言葉にはとても深い意味があり、ヨガのエッセンスが刻みこまれているように思いました。
無意識のうちに行っている習慣的行動、思考に意識の光りを当て強烈に「今ここ」に引き戻す。
なぜなら 「今ここ」にしか幸せはないのですから。とおっしゃっていました。
チャック先生の言葉が私の心に深く響き、細胞が痺れたことを覚えています。
あの衝撃的な感動を体験し、本物のヨガティーチャーのもとで学びたい、チャック先生の弟子になろうと誓ったのでした。
それ以降 毎年来日される際に師のトレーニングを受け、アップデートしクラスでみなさんにお伝えしています。
私のヨガのrootsはチャック先生であり、その教えを受け継いでいます。
ときにオリジナルもはいっていますが私の基本はここにあります。
チャック先生がよく口にされる言葉があり、私自身 大切にしている言葉をご紹介します。
チャック先生の教えの真髄は、全てのヨガの練習はサマ(均等、バランス)へ向かう旅であるといいます。
今している練習がバランスへ向かっているのか?
アンバランスへ向かっているのか?
練習量より質であり、今自分が何をやっているのかを理解する練習であると。
もっと知りたい、やりたい、早く進みたいというエゴが動き出すのと それを客観的に大きな視点で自己観察する練習。
より内面的なヨガの本質であるアシュタンガヨガ(八支則)の哲学的アプローチをすること。
原点に戻るための私の指針になっています。
私のクラスでは クラス前にヨガ哲学を日常生活に置き換えて お話をさせて頂いています。
自分の中の思いをシェアさせて頂いている貴重な時間です。
ときに夢中になって長すぎることもありますが
みなさん辛抱して話を聞いてくれてありがとうございます(笑)
これからも 楽しく&心に残るヨガクラスをしていきますので どうぞよろしくお願い致します。
【チャック・ミラー師のご紹介】
ロサンゼルスの伝説的なヨガスタジオ“Yoga Works”の創始者であり、現在は世界中でヨガの指導を行っています。
1972年よりヨガの練習を始め、シュリ・K・パタビジョイス、BKSアイアンガーに師事。
30年以上の指導暦を持ち、現在世界で活躍中の多くのヨガ指導者を育てた事でも知られる。
ヨガ哲学とアサナの統合、芸術的なアジャスト。深いヨガの理解に基づいた指導と、そのあたたかい人間性により世界中のヨギーに愛されています。
http://www.sama-ashtanga.org
【ヨガイベントのお知らせ】
◉8/24(土)17時~ 片貝ビーチ(九十九里町)にて
「10周年おめでとう ビーチヨガ」を開催致します。
すごいスペシャルゲストを呼んじゃいました。
お時間のあるかたは 一緒に夕方の海でヨガしましょう。